成育医療センターでの無痛分娩②

ここからは、私が実際に経験した無痛分娩の流れを。長いです。

長男の時もでしたが、次男も自宅での破水から始まりました。先ずは病院に電話をし、主人と長男と共に車で病院へ。そのまま入院です。

この時点で子宮口は3センチ開いてるとの事。

2人目だからか、無痛分娩にできるという余裕からなのか、今回は終始本当に落ち着いていました。

小学生以下の子供は産科病棟に入れないので、主人と長男は暫く病棟の外待合にいたのですが、この日は日曜日。翌日は小学校があるのと、出産が何時頃になるのか分からず(この時点でまだ陣痛なし)、2人には帰宅して貰いました。

1人で産む事も想定内だったので、心にも余裕あり。私のお産に入って下さったのは、可愛くて優しい助産師さん♡

これから長男の小学校行事が詰まっている為、どうしても今日中に産みたい!とお願いしました。そして、医師の許可もあり、促進剤を入れて頂く事に。

成育では、規則的な陣痛がつくまで麻酔はしない、と、無痛分娩クラスで説明されます。

助産師さんと喋りながら陣痛がつくのを待っていると…あれ?ちょっと痛いかな?アイタタタ…という感じで痛みが出てきました。

自然分娩を経験しているからか、まだ全然耐えられるレベルの痛みですが、微かに規則的な感じがあるので、この時点で麻酔を入れて貰えます。

あー、もう前回のような激痛を味わわなくていいんだ…と思うと心底嬉しかったです。

そして麻酔科の先生登場!

成育医療センターでは、硬膜外麻酔のみ、硬膜外麻酔と脊髄くも膜下麻酔の併用、と、状況に応じて2種類を使い分けているそう。

私は後者の方法でした。背中に脊椎麻酔の薬を投与されました。針が刺さる時は一瞬うぐっ!!と声が…。

やや痛い?…う〜ん、割と痛い。でも我慢できる。

この麻酔をかけて貰うと、本当に直ぐに痛みがなくなります。

しかし、この麻酔の効果は短時間だそう。

脊椎麻酔をかけて貰い、少し時間が経った後に今度は硬膜外麻酔をして貰います。

背中にズブッと管が入る…またまたうぐっ!!と声が…。これも痛いと言えば結構痛い。でも自然分娩の時の陣痛に比べたら余裕!

最初の麻酔が切れかけていたのか、少し陣痛を感じていましたが、硬膜外麻酔でまたまた痛みがなくなり楽に。

小さなブザーのような押しボタンを渡され、そのボタンを押すと麻酔薬が体内に注入されるようになっていますが、過剰投与されないよう15分置きにしか薬が入らない仕組みになっています。

痛みを感じる少し前に押すのが良い、と先生が仰ってましたが、私は少しも痛みを味わいたくないと常に連打…。

「やばい!痛いかも!」と思うと15分経っていて注入される、という繰り返しでした。

麻酔を入れると、脚の感覚も殆どなくなっていきました。(やや効きすぎなのか)

陣痛を全く感じない訳ではないですが、自然分娩時の陣痛に比べたら正直余裕かも。

現代の医学に感謝。この時代に生きていて良かったです。

次に続きます。